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〔いかん、また遅刻してしまう。 凡才の私が生き残るための武器は、この遅刻をしない 生真面目さしかないのである。〕
「これが前のページでお前がいったことだ。間違いないな?」
あぁ。これのどこがおかしい。
「ではもっと分かりやすくしてやろう」
〔いかん、また遅刻してしまう。 この遅刻をしない 生真面目さ〕
!!!!!!
「どうやら、気づいたようだな。お前は[遅刻をしない]などとほざいているが、少し前には[また遅刻してしまう]と言っている。つまり…」
ばかな…俺は遅刻をしていたというのか…?自分の知らないうちに…
「わかったか、お前はなんの取り柄もないし遅刻もする。解雇するのにふさわしい人間だったということだ。」
う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!
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