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「ねぇ、やすお‥」
耳元で囁かれた自分の名前。
「はいどさん‥」
「今日も宜しく、ね?」
可愛い笑顔のはいどさん。
でも瞳は鋭く、獣みたい。
「はい‥」
「言うこと聞く子、好きだよ」
「んふぅっ‥」
噛みつくようなキスをされる。
「チェリーにキス、やね」
ふふってはいどさんは笑った。
思わず顔が赤くなる。
「やすお顔真っ赤ー そんな可愛い顔、他の男の前でしたらダメ」
「?」
「いつ、どこで誰かに喰われるかわかんないよ」
耳を噛まれながら囁かれた。
「ぁ‥‥」
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