SPELL MAGIC

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その熱を飲み干した。 「全部飲んだん?」 「はいっ、はいどさんのですから」 「ええ子ええ子」 よしよしと頭を撫でられる。 これがゆきやったら、 子供扱いすんなやっ! て怒ると思う(笑) でもはいどさんやから嬉しい。 ―~♪ 「あ、はいどさん 電話鳴ってますよ」 「ホンマや ちょっとごめん」 はいどさんは背を向けて電話を始めた。 「あー、今日? じゃあ、今から会いに行くわ ちゃんと可愛い格好して準備しててな」 はいどさんは電話の相手とそう会話してる。 あぁ、またか‥‥。 こんなの初めてやない。 はいどさんにはいっぱいセフレがいるんやもん。 落ち込むな、俺っ。
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