第3話イチゴパフェとコーヒー

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今はもうすぐお昼になる頃で、ある者はラーメンをある者はハンバーガーを、またある者はデザートを食している。私はその中ではきっと、いや絶対にデザートを食する者であろう。 そのデザートの種類の中でも、一番食べたいものはパフェ。クレープもあるけれど、それは母の友達が作ってくれるから食べ飽きた。嫌いではないが。 私が眺めているレストランには3種類のパフェがある。苺、抹茶、チョコ。まず、チョコは前にパンで食べたので除外。残るは、苺と抹茶。 苺好きな私であるならば、真っ先にそれを選ぶがなかなか食べることが出来ない抹茶に決めた。一人でパフェを選んでいると黒いオーラを出した赤井くんが後ろに立っていた。 「てめえ…一人で何してやがる…?」 「パフェ選び。」 「オレにはそういう時間はくれないんだ。」 「何故私が、他人の時間に合わせなくてはならんのだ。」 「なっ、てめ「早く行くぞ。」 赤井くんの話を無視してレストランの中へ入って行く。ウェイトレスに案内されてすぐに私は抹茶パフェを注文した。 「オレはコーヒーで。」 コーヒーを飲めるとは…なんと大人な。私はずっと甘いものばかり飲食し続けて来たため、飲み物は甘いジュースや時々牛乳類しか飲めない。 スーパーやコンビニで売っている紅茶は飲めるが、砂糖を入れないと飲めないほどだ。だから、私が大人になってコーヒーを飲む機会があるならば、どうすれば良いのだろうか。 .
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