25499人が本棚に入れています
本棚に追加
「気にするな。
明日から鬼のように働いてもらうから」
そう言うと再びパソコンに視線を戻す。
「今日の視察はICレコーダーとデジカメでカバーしろ。
データは明日渡す。
とりあえず、もう少し寝ろ」
「大丈夫。
すごいスッキリした。
何か飲む?喉が渇いちゃって」
「それじゃ、眠気覚ましにコーヒー」
「それ、今日やんないとダメなの?」
「記憶が新しいうちに」
私と一緒だ。
なんて、変な共通点を見つけて嬉しくなってる。
コーヒーを淹れて早坂に持って行く。
自分は水を一気飲み。
どんだけ乾いてたんだって話。
ジーっと早坂が仕事をしてる姿を見てると『一人じゃ寝れないなら添い寝してやろうか?』と言われた。
最初のコメントを投稿しよう!