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「気にするな。 明日から鬼のように働いてもらうから」 そう言うと再びパソコンに視線を戻す。 「今日の視察はICレコーダーとデジカメでカバーしろ。 データは明日渡す。 とりあえず、もう少し寝ろ」 「大丈夫。 すごいスッキリした。 何か飲む?喉が渇いちゃって」 「それじゃ、眠気覚ましにコーヒー」 「それ、今日やんないとダメなの?」 「記憶が新しいうちに」 私と一緒だ。 なんて、変な共通点を見つけて嬉しくなってる。 コーヒーを淹れて早坂に持って行く。 自分は水を一気飲み。 どんだけ乾いてたんだって話。 ジーっと早坂が仕事をしてる姿を見てると『一人じゃ寝れないなら添い寝してやろうか?』と言われた。
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