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ま、大体はその最中に蓮さんに助けられて、浩介さんはこっぴどく叱られていたけどな。
「おいおい、朝から何を騒いでるんだ?廊下まで聞こえてるぞ」
教室の扉を開けて、去年俺達の担任だった北条剛先生が入ってきた。
俺達はすいません返す。
「まぁいいけどな。それより時間だから全員席に着け」
「…もしかして、今年の担任も先生なんですか?」
「ああ、そうだよ」
先生はそう言って教卓に行き、俺達は自分達の席に着く。
先生は全員居ることを確認して、口を開いた。
「見知った顔もあるが、今日からみんな担任になる北条だ。まぁ、よろしくな」
「「「よろしくお願いします」」」
「おう。さて、今日からみんなも二年生だ。当然、後輩もできる訳だが、後輩には優しくしろよ。厳しくすると、嫌な印象しか与えられないからな。後はまぁ…あれだ。恋愛だ何だって言うけど、節度のある付き合いをしろよ。あんま行き過ぎると大変だからな。特に未婚の先生の前なんかでイチャイチャするなよ。凄い剣幕で見られるからな。学園長がいい例…」
--ガコンッ
「フゴッ!?」
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