第一章 新学期と変化

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そのままギルドの方へと向かって歩き始め、俺達も続いて歩き始めた。 「たっだいまぁ!」 ギルドに着くと、竜也に肩車されたままで愛が元気に言う。 いろいろなところから、お帰りと返ってくる。 「おう、帰ってきたか」 「お帰り」 コップ片手に、椅子に座って、浩介さんと、正面に座っている男性がこちらを向く。 「え…?なんであなたが…?」 「「「「エエッ!?」」」」 「ん?んッ!?なんだ、どうした?」 浩介さんの前に座っている人を見て、俺と愛以外が声を上げる。 え?何、みんな知り合いなのか? 「「「「隼人さんッ!!」」」」 「お父さんッ!!」 「何ィィィィィッ!?」 浩介さんの前に座っている人は、ギルド悠久の風のマスターであり、涼香の父親である隼人さんが座っていた。 ちなみに俺は、隼人さんには今まで一度も会ったことがなく、今日初めて会った。 「って、二人共ッ!真っ昼間から何飲んでるんですか!!」 「あ?いいだろ別によ」
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