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そのままギルドの方へと向かって歩き始め、俺達も続いて歩き始めた。
「たっだいまぁ!」
ギルドに着くと、竜也に肩車されたままで愛が元気に言う。
いろいろなところから、お帰りと返ってくる。
「おう、帰ってきたか」
「お帰り」
コップ片手に、椅子に座って、浩介さんと、正面に座っている男性がこちらを向く。
「え…?なんであなたが…?」
「「「「エエッ!?」」」」
「ん?んッ!?なんだ、どうした?」
浩介さんの前に座っている人を見て、俺と愛以外が声を上げる。
え?何、みんな知り合いなのか?
「「「「隼人さんッ!!」」」」
「お父さんッ!!」
「何ィィィィィッ!?」
浩介さんの前に座っている人は、ギルド悠久の風のマスターであり、涼香の父親である隼人さんが座っていた。
ちなみに俺は、隼人さんには今まで一度も会ったことがなく、今日初めて会った。
「って、二人共ッ!真っ昼間から何飲んでるんですか!!」
「あ?いいだろ別によ」
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