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俺は今、部屋のソファに座っていた。どうやら、気づかぬ内に眠ってしまったようだ。 「そうか」 そう返す隣の彼は、須藤竜也。俺の幼なじみであり、親友だ。 (嫌な夢だ…) 俺は立ち上がって、部屋の窓を開ける。心地いい風が吹き込んでくる。 (この夢を見たのは、何年振りだろうな…) 「--…」 小さく吐く言葉は、風に掻き消され、自分意外には、聞こえることはなかった。
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