序章

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『外部生の天海くんと波風くんですね?私は副会長の真澄と申します。今から迎えに行くので少し待っていてください』 待つのか… 暇だよな。 「あのさ!名前は?」 モ…天海瑠威が話しかけてきた。 「俺は、波風 遥だ。よろしく、ところでなにしてんだ!危ないだろ!」 天海瑠威は門をよじり上って中に入っていった。 「天海くん? 副会長が来るらしいんだけど」 「あっ、そうだったのか?」 人の話はよく聞こう。そう思った。 今の状況…門を挟んで外に俺、中に天海瑠威。 ▽ 「遅くなって申し訳ありません」 と、だけ聞こえた。 なぜなら、俺は二人とは離れた場所にいるからな。 …。 ……。 天海瑠威と副会長が言い合い?なんか話しているみたいだ。 なに話してんだ? えっ? ………ドユコトー?
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