くだも

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まず現在俺のおかれてる状況を判断しよう。うん…それがいい。 まず自分は、仕事から帰って飯食べて、寝て、起きて、なぜか風呂に入っている。 うん。おかしいよね。 最初起きた時は、知らない天井だ、と言いかけたがどこからどうみても溺死寸前でした。お粗末様です。 「って、あほっー!!」 いたっ耳いたっ、四方から自分声が反響してきて耳いたすぎる。 まぁ、湯加減は地味に心地いいしこのまま入っていてもいいだろうか、いやだめだろう。 なぜなら此処は自分の知らない風呂場。なにより大事なのは俺が衣服を着けたまま風呂に入ってるからだ。 日本人としてこれはナッシング。 「あがるか…」 風呂からあがる湯気の中俺は、風呂場からジャンプし風呂から這い上がる。 特に意味はない。 「んー、特に以上なし。そこらへんにある風呂場に間違いなし。あえてゆうならばなぜシャンプーとかないねんっ!おかしいやろ!お湯で十分☆…あほか」 そう。此処には自らの身体を清める物がいっさいなかった。 とりあえずなんとなく風呂のお湯で頭をがしがしと洗っておいた。 「シャンプー!!」 「…行くか」 そろそろ現実を見ようと思い俺は風呂場に唯一存在してるガラスドアをスライドさせるのであった。 「………押すんかーい!」 俺はガラスドアを押した。
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