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そこはなんと地獄だった。とゆう訳でもなく。まぁ、なんとゆうか……トイレだった。人が1人入れる程の。
「………」
とりあえず脇に設置されてあるトイレットペーパーを無言で外し。逆向きにしてつけなおす。地味に巻き取りずらいんだなこれが。
「なるほど、ここの住民は用を足し風呂に入るのか…気持ちはわからんでもない」
なにか得体の知らない恐怖に包まれながら俺は目前にあるまだ開いてないドアを押した。
「………スライドかーい!!!ドアノブ意味ねぇやんっ」
軽い殺意を覚えながら若干開いたドアの隙間を覗きながら叫ぶ。だがなにか違和感を覚える。
やっぱこれ夢じゃないわ。
自分の五感は常にフル活動しているのを感じ、そしてなによりも現在あけたドアの隙間からみえる物。臭い。気配。
俺に衝撃をあたえた。
「…………」
もうなんかモザイクかけたくなる程の汚物ゾーンだった。
まぁ、なんだ。地平線が見えない程覆い尽くされた。糞やら嘔吐的な物体がもうそりゃー、わんさかわんさか。
「トイレ、意味ねぇーやん!」
突っ込まずにはいられなかった。なんかもう。帰りたくなった。いやもう泣きたいっすわ。
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