王道学園に潜入!

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「趣味悪っ。」 「よく言われる。 変態とも言われていたが」 「朝っぱらからあんなもん見せ付けてたらそう言われるだろうな。」 うむ、やはりコイツは一匹狼じゃ無いのか。 だってメッチャ話してくるし。 「あれは演技だ。」 「演技…お前怖い」 「よく言われる。」 さっきっから同じ返答をしている気がするが…気のせいという事にしておこう。 だって、冷たい奴みたいだろ? 俺、優しいし。 「聞いても良いか?」 「何?」 「生徒会って前はどんな人達だったんだ?」 「生徒会長は頼れる兄貴 副会長は大和撫子 書記は温厚な奴と小さいの 会計は煩いのと地味な奴」 滅茶苦茶丁寧。 律儀に教えてくれてるよ、この子。 しかも話してると視線外さないから俺も外せないし。 「ありがとう。」 話を終わらせよう。 それが一番だ。
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