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「はいはーい!」
「島田。」
島田君…ね。
榎本と同じ雰囲気だな。
「2人は付き合ってんの?
若しくは恋人居ますかー?」
恋人ね。
居たら戒と演技なんて……してるか。
俺ならきっとやる。
「「いない(よ~)」」
2人で答えると何故か教室内がざわついていた。
可笑しいのか?
まぁ、可笑しいよな。
恋人でも無いのにあんなモン見せればな。
「じゃあなんであんな事してたんだ?」
急に隣から声が聞こえたと思ったら和泉ちゃんじゃないか。
和泉は此方を見て…睨んでた。
敵意とかは全く感じられないが…なんか…警戒みたいなもの。
「…後で教えてやる。」
それに、新しい計画思い付いたし…それには色々協力者も必要だから。
このクラスに協力してもらえば良いんだ。
「まぁ、以上で終わり。
だからさっさと散れ」
面倒臭そうに名簿を持って出て行った矢倉先生。
さて、和泉を納得させると同時に計画を戒にも伝えなきゃな。
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