協力者と計画

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食堂に着くと、新入生なのに扉を開けばやはりキャーだのワァーだの歓声みたいな奇声が聞こえた。 因みに俺と戒は耳栓を付けたので無事。 それと和泉の耳を俺が塞いだのでセーフ。 榎本は耳がやられたみたいで眉間に皺を寄せて耳を押さえている。 「さて、何を頼む?」 パネルを持ち上げてメニューを開くと取り敢えず自分の物を先に頼もうと思いサラダのページを開き和風ドレッシングのを押した。 「わいは…きつねうどんや」 「俺しょうが焼き」 「俺は~、パフェ!」 みんなが言い終わると注文していき、最後に手を止めて軽く戒を睨み口元に笑みを浮かべといた。 「戒?」 「なぁに~?」 満面の笑みを浮かべながらも首を傾げて聞いてくる戒。 因みに戒は俺の向かい側に座っている。 「パフェは食後だろ。 主食を頼め。」 「サラダはサイドだろ。 主食を頼め。」 戒に注意したら同じ口調で声を真似られながら言い返された。 流石双子なだけに俺と全くソックリだ。
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