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「…お前なんかとキスなんてしない。先生には他の役目が有るんでね。」
王道を好きになってもらわなきゃいけないのに、誘惑なんてしない。
和泉達は別。
そして俺は席に座って椅子をギーギー鳴らしながら座っている和泉を見た。
勿論和泉もコッチを見ていた。
「…」
「…何?」
「…別に、なんでも無いけど」
そう言って前を直ぐに向いた。
最近、和泉が冷たい気がする。
倦怠期か?
反抗期か?
どちらにせよ、俺に害が有るわけだな。
久し振りに昼飯はこいつらと食べよう。
戒もそうしたいだろうしな。
「和泉ちゃん、お昼強制拉致します☆」
「予告する意味あんの?ソレ」
「無いけど文句あんの?」
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