王道学園に潜入!

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確か…クラス発表の紙が校舎入り口付近に張り出してあると…パンフレットに書いてあった。 此処の学園の外見は驚く位大きく綺麗で正に王道だ。 それに目を付けて2人でそれぞれ調べて中身も王道だと発覚した。 此処に辿り着くまで結構大変だった。 受験のシーズンなのに他の調査で忙しかったからね。 「あった!…やっぱり同じクラスなんだねぇ~!」 「当たり前だろ。 此処のクラスは容姿、頭脳、家柄で決まるんだからな。 容姿と家柄は殆ど同じだし、頭脳の面では俺がお前に叩き込んでやったから問題は無い。」 紙の前で嬉しそうに俺の腕に抱き付いてくる戒に淡々と自分で思った事を述べるとニコニコと笑顔で見つめられた。 少し視線が痛いのは気にしない。 こうゆうのは慣れっこだからな。 「さて、入学式に間に合わなくなるぞ。」 「だねぇ~、早く行って観察してウハウハしたいしね!」 「そうだな。」 腕をそのまま引っ張られながら一緒に歩いて体育館に向かった。
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