王道学園に潜入!

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廊下を2人で歩いているとチラチラ見られている。 そこは腐男子根性で気にしないのが俺等だ。 「ねぇねぇ、和~」 「なんだ」 「体育館で俺達が座る場所分かる?」 「あぁ。」 それもパンフレットに書いてあった。 椅子の前の床に番号が書いてあるらしい。 その番号はクラス発表の紙に名前の隣に書いてあるやつらしい。 だから、俺は1374だ。 戒は1373。 「あー、だりぃ~」 俺達の横をスッと誰かが独り言を言いながら通った。 スーツを着てるから…多分教師だ。 しかも俺達の目当ての教師。 つまり… 「「ホスト教師ktkr(!)」」 俺より大きな声を出す戒は、言わずとも目立つ。 だから、ホスト教師も振り返った。 他にも数名振り返っているが、意味分からなそうな顔をしている。 「戒が総受けroadに一歩踏み出したな。よくやった。褒めてやるよ」 「嬉しくない褒め言葉だねぇ」 俺は萌えが見れればなんだって良い。
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