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ユウガのことで
ミキと話していた
アキラの心情
―――
ふーん…。ちゃんとユウガのこと理解してんだな…
あまりにも純粋に向けられる瞳、幸せそうに好きな奴のことを語る姿は正に乙女だ。
この子の瞳、この子の意識が俺に向いてしまえ。…なんて思ってしまった
…ダメダメ。なんでユウガの好きな子のこと気になっているんだよ俺…!!
でもあの子…、人を惹きつける要素があるよな。俺まで惹かれたもん。…あんな子は初めてだ
俺は自分で言うのもなんだけどけっこうモテる上に恋愛経験も豊富だ。
今まで色んな女の子を見てきたけど正直どの子も好きになれなかった。
甘い声でねだって媚びてくることしか出来ないのばっか。…所詮顔だけなんだろうな
だから真面目な恋愛なんて俺には向いてないし人を本気で好きになるなんて一生ないって思ってたのに…な
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