貧乳はステータスだ希少価値だ!!

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1分は悩んだろうか。 なんとなく見回してみた。 すると 悠奈が 「あ、やっと顔上げた。この変態はまたエロい事を考えてたんじゃないでしょうね」 と呟いていたのが分かった。 この子は何でここに居るんだろう? 物凄く、気になった。 そして会った時から引っ掛かっていた名字。 【坂井】という字。 一つ気になったら一気に興味が、欲求となって襲ってきた。 別に一目惚れとかじゃあない。 ただの知りたいという欲望。 これを満たすための方法は一つ。 僕は口の端を少しだけ吊り上げた。 そして 「士さん」 グッ ドアノブに手を掛けた 「僕は自分のために戦います」 それでも良いですか? 僕は士さんに問いかけた 士さんは少しだけ驚いた顔をしたが、すぐに笑い 「別に良いさ。お前の人生だ。生きたいように生きろ」 そう言って背中をバシッと叩いた。 「……はいッ!!」 そして僕は 闘争の渦に繋がるドアを開けた。
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