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そんな、
「ロア…。」
自分を喪い、
不安に満ちる恋人へ
返すクロアの応えは
「お前も…、何であろうと…俺のモノだ…。」
ロア自身がクロアにとっても、
たった一つの
何も変わらない、
サイアイ
確かな存在である事を
コクハク
証す誓い。
強く抱き締め合う二人。
重なる体温。
重なる鼓動。
二人で一つの恋人同士。
ココロ
確かめ合う、互いの命
そして、
その翌日から、
ロアから笑顔だけが
消えて失われた。
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