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  【第3階層 神殿管理関連施設       学殿院 占拠事件】 第2階層 スラム区に拠点を置く、 堕天希望者支援組織[鵠翼ーコクヨー] に、よって起こされた本案件は 事件当日から翌日にかけ、 神殿、中央組織によって 併設された対策本部、及び 占拠事件専門突入部隊、 特別編成部隊を持って制圧、 囚われていた学殿院の生徒、 教官等47名も無事に解放、 解決したとされ、 犯行組織でもある[鵠翼ーコクヨー]は 第2階層にある隠れ家ごと 組織そのものが 中央組織 軍部智天により 壊滅したとして、 元老院により 正式に発表されていた。 ――――― しかし、 その実態は、 ロアが聖主の力を召喚し 最終的には全てを終結させ、 現場で心の臓の発作を 起こした直後、 現場に顕れた聖主によって ロアは勿論、セキルにクロア、 セキルの側近、ガイルが 現場から直接、聖主の術により 聖域、聖殿へと戻り、 現場の対応と報告の為に その場に独り残された フィリルが、 聖主達の居なくなった後に 駆け付けた中央組織 軍部智天への 詳細と説明等を行い、 現在は事件後の調査、検証の為、 占拠現場である 第3階層、学殿院を神殿が、 犯行組織である 第2階層、鵠翼の隠れ家を 中央組織が、 各々、現場の確保、管理に 当たっていた。  
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