†5†

13/13
525人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
「…何かお前を好きな奴がいすぎて、ムカつくんだが」 「はぁ!?何馬鹿な事言ってんだよ!」 「いやわかんねぇよ?お前も結構流されやすいからな。そのうち、告白されて…」 「ばっかじゃねぇの!?何で俺が他の奴に靡かねえといけない訳さ!俺が好きなのは、総司だけって……………あ」 思わず口走った口を押さえるも時既に遅くて… 恐る恐る瞳を上げた先には、ふっと笑う総司がいて。 「そんなに俺が好きなら仕方ねえな」 「~~~~~っ!このばか総司!…ぁ」 振り上げた腕を捕まれて、気づいたら… 触れる唇に、大きく目を見開いた。 「心配しなくても、お前は俺が一生守るから」 「…んっ」 総司が触れた唇や手から、熱が伝わってくる。 好き… 好きだよ ずっと、 離れないから。 約束だよ。 《fin》 ,
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!