第7話 魔導書と図書館島 前編

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――――――――――――――― 俺がそう言ってネギたちの背後から姿を現すと、ネギたちは驚愕の表情を浮かべて此方を見る。 夕映「!?」 古菲「っ!?(あいやー…全く気配を感じなかったアル)」 楓「っ!?(やはり咲夜殿は只者ではござらんな……)」 ネギ「えぇっ!?咲夜先生!!?」 アスナ「何でここにっ!?」 そう言って驚くネギたちを見て、咲夜は顔に小さく笑みを浮かべる。 咲夜「図書館島の管理人が、図書館島にいるのはおかしいか?」 生徒たち「「「あ……」」」 俺がそう言うと、ネギたちは間抜けな声を上げ、此方を見る。 夕映「そういえば、咲夜先生は図書館島の管理人でしたね」 まき絵「広域指導員の印象が強くて、すっかり忘れてたよー」 ネギ「……………」 呑気に話す生徒たちとは対称に、ネギは押し黙って顔を青ざめさせていく。 ―――――――――――――――
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