第7話 魔導書と図書館島 前編

17/26
前へ
/250ページ
次へ
――――――――――――――― そして、ネギの様子がおかしいことに気付いたアスナは、心配そうにネギに声をかける。 アスナ「…ネギ?どうしたのよ、あんた。顔が真っ青よ?」 ネギ「…あぅ……」 しかしネギはその声にも反応を見せず、俺の顔をチラチラと伺ってくる。 俺はそんなネギに容赦なく、少し厳しい口調で問い詰める。 咲夜「教育実習生、ネギ・スプリングフィールド。こんな時間に危険な図書館島へと生徒を連れ込むとは……感心できないな」 完全に仕事モードの俺の言葉に、生徒たちははっと気が付き、声を上げる。 アスナ「…さ、咲夜さん。ネギは悪くないんです!私たちが無理矢理連れてきて……」 このか「そ、そうや。ネギくんは悪うない。咲夜くん、見逃してくれへん?」 ―――――――――――――――
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2533人が本棚に入れています
本棚に追加