第7話 魔導書と図書館島 前編

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――――――――――――――― まき絵が2つの石像の間にある本を見付け、指を差す。 まき絵「見てっ!!あそこに本が!!」 ネギ「!?あっ…あれは!?」 アスナ「ど、どうしたの、ネギ!?」 本を見て驚きの声を上げるネギにアスナが尋ねると、ネギは興奮した様子で説明を始める。 ネギ「あれは伝説の『メルキセデクの書』ですよ!!信じられない!!僕も見るのは初めてです!!何故、こんなアジアの島国に!?」 アスナ「…てことはホンモノ……?」 ネギ「ホ、ホンモノも何も、あれは最高の魔法書ですよっ!!確かにあれならちょっと頭を良くするくらい簡単かも…」 ……あれは俺が用意したニセモノだけどな。 ホンモノの『メルキセデクの書』は既に別の場所へと移してある。 まき絵「え―――♥ホント!?」 このか「ネギくん、詳しいなー」 ―――――――――――――――
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