第7話 魔導書と図書館島 前編

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――――――――――――――― 石像「ハズレじゃな。ふぉふぉふぉ…」 バカァッ!!! 床を押し間違えたアスナたちに、石像から容赦なくハンマーが降り下ろされ、床が砕け散る。 古菲「アスナのおさる~~!?」 まき絵「いやああああ~~!!」 アスナ「みんな、ゴメーン!!」 咲夜「む……」 俺は落下するネギたちを見て石像を一睨みし、ネギたちの後に続くように跳躍する。 ネギ「あわわーた、助けて~っ!!」 アスナ「ネギ!」 じたばたと暴れながら落下するネギに気付いたアスナが、ネギを掴もうと手を伸ばす。 それに気付いた俺は空気を蹴り、一気に加速しながらそんな二人へと近付き、怪我をしないように抱き締める。 ネギ「あ…咲夜先生……」 アスナ「咲夜さん…」 本来は護衛対象のこのかのもとに行くべきだが、既に楓がこのかと夕映を、古菲がまき絵を助けているから問題ない。 俺たちは、そのまま湖へと落下する。 ―――――――――――――――
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