第8話 魔導書と図書館島 後編

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――――――――――――――― 【咲夜side】 翌朝(テストまで後2日)。 ――図書館島最深部地底図書室。 しばらく三人で話し込んでいると、地底だというのに何故か朝日が差し込められてくる。 アスナ「うーん…」 ネギ「う……」 咲夜「ん?……目覚めたようだな」 古菲「んー…眠いアル……」 楓「つい話し込んでしまったでござるな」 その朝日の光に、すっかり気絶してしまっていたネギたちが目を覚ます。 アスナ「あれ…?ここ…どこ?」 ネギ「…そ、そうだ。僕たち英単語のトラップを間違えて、ゴーレムに落とされちゃったんだ……」 そう言って完全に意識を覚醒させたネギたちは、辺りを見渡してそれぞれ驚愕の声を上げる。 アスナ「……って、ここはどこなの~~!?」 このか「わー…」 まき絵「こ、ここって図書館の地下なの…?」 アスナ「す、すごい……落ちてきた天井があんなに高く…」 まき絵「…ね、地下のハズなのに明るいよ。壁が光ってるし」 ―――――――――――――――
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