第8話 魔導書と図書館島 後編

4/25
前へ
/250ページ
次へ
――――――――――――――― ネギ「み、皆さん落ち着いて!?」 だんだん不安を抱いていくアスナたちに、ネギが慌てた様子で声を上げが、皆の不安は消えることはない。 そこでふと今まで沈黙していた楓が呟きの声を上げる。 楓「……しかし、咲夜殿は確か図書館島の管理人でござったな。出口を知ってるのではござらんか?」 ネギたち「「「!?」」」 その呟きに、ネギたちの視線が一斉に咲夜へと向く。その表情は、どれも不安と希望の入り交じったものだった。 咲夜「安心しろ。出口はある」 ネギ「本当ですかっ!?」 まき絵「た、助かったぁ…」 古菲「ふぅ――良かったアル…このまま一生、ここにいないといけないかと思ったアルよ…」 咲夜の言葉に、ネギたちの表情が一気に明るくなる。 そして、皆が脱出しようと話し合いを始めたところで、俺が待ったの声をかける。 ―――――――――――――――
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2533人が本棚に入れています
本棚に追加