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咲夜「……やはり『魔法の本』は捨てよう。この本は中々、重たいしな…」
まき絵「え~っ!?でも――」
古菲「…なんだか勿体ない感じがするアル」
俺たちがそんなやり取りをしていると、やっと石像がここまで追いついてきた。
石像「ふぉふぉふぉ…追い詰めたぞよ――。覚悟するのじゃー」
そして、アスナは持っていた『魔法の本』を見て決意を固め、本を石像の頭部へと投げ放つ。
アスナ「…こんなもん。もう、私たちには必要ないわ!!」
ヒュン!!
まき絵「あ――…」
古菲「やはりアルか…」
ネギ「あーっ!?…ま、『魔法の本』が――っ!?」
石像「ふぉ?」
ドガッ!!
投げ放たれた『魔法の本』は、見事に石像の頭部へと命中し、一気に石像諸とも地下へと落ちていく。
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