第9話 長谷川千雨の憂鬱

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――――――――――――――― あやか「――その通りですわ。先生&皆さん。万年ビリの2ーAが先生方お二人を中心に固い団結で纏まったのが期末の勝因!クラス委員長としても鼻が高いですわ。今後とも私たちクラス一同よろしくお願いします。ネギ先生、咲夜先生」 ネギ「は、はい。こちらこそ」 咲夜「ああ、よろしく。…だが、学年トップになれたのは皆の実力だ。俺たちは少し手助けをしただけさ」 私はクラスメイトたちの様子を見て、徐々に苛立ちを募らせていく。 …違うだろっ!? あのガキ、何もやってないじゃん!!つーか一日、授業サボってたくせに……。 八神先生はガキが授業サボった時は確かに居なかったが、前日に分かりやすいテスト対策のテキストを用意していてくれたからいい。 だけど、あのガキは本当に何もやってない。…ああ、苛々する。 ―――――――――――――――
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