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あまり鮮明には覚えていないが、この事件は生徒に被害が出るものだったと記憶している。
ウチの生徒への被害だけは防ぎたいところだ。
そんなことを考えていた俺に、学園長から呼び出しがかかる。
おそらく『桜通りの吸血鬼事件』に関わることだろう。
俺は学園長に呼び出しに応じ、学園長室までやって来ていた。
咲夜「学園長、今回の用件は何だ?長くなるようならネギに伝えとかないとならないんだが…」
学園長「ふぉふぉふぉ…それなら既にネギくんに伝えておる」
咲夜「そうか…」
ということは、やはり長くなる話のようだな。
学園長「それで用件の前に…まずは、紹介したい者がおる」
咲夜「…紹介したい者?」
学園長がそう言うと、待ちくたびれたとでも言いたげな金髪幼女が部屋へと入ってくる。
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