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咲夜「……ところで、その学園都市計画停電の日、俺は夜の警備をしなくていいのか?」
学園長「おお…そうじゃった。咲夜くんには夜の警備をお願いしたいと思ってたんじゃ」
学園長の話では、毎年二回行われるこの学園都市計画停電の日は、都市全体が停電により暗闇に包まれて潜入しやすく、結界まで消えることから、普段の数の比ではないほどの大軍がやって来るらしい。
咲夜「…なるほど。なら、夜の警備は任せろ。最近、あまり本気で戦ったことがなかったんでな…少し本気でやらせてもらうよ」
学園長「ふぉふぉふぉ……では、詳しい話は前日に連絡するとしようかの。…エヴァ、咲夜くん、今日はわざわざ呼び出してすまなかったの。授業に戻ってくれ」
咲夜「ああ」
エヴァ「…はあ、仕方ない。あの小僧の授業を受けてやるとしよう」
俺とエヴァはそう言って学園長室を後にし、3ーA教室に向かうのだった。
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