第11話 桜通りの吸血鬼

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――――――――――――――― このか「…ネ、ネギくんが吸血鬼やったんか~~!?」 ネギ「ち、違います!誤解です――!!?」 ネギはそこまで言って、動揺する中、エヴァが消えたことに気付き、二人を残してエヴァを追うために駆ける。 ネギ「す、すいません!!僕はこれから事件の犯人を追わなくちゃいけないので、宮崎さんを頼みます!」 このか「え、ちょっとネギくん―――って、うわっ、はや!?」 アスナ「ちょっとネギ――ッ!!」 物凄い速さでその場を去るネギ。 アスナ「まったく!世話のかかる居候なんだから…このか、本屋(のどか)ちゃんのことは頼んだわよ。私はちょっとネギを連れ戻しに行ってくるから」 このか「う、うん…了解や。気ぃ付けてな、アスナ」 アスナ「うん。ありがと、このか」 アスナはそんなネギを心配に思い、このかにそう言うと、ネギの後を追う。 ―――――――――――――――
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