第12話 魔術師 VS 魔法使い

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――――――――――――――― 茶々丸「どうぞ…」 咲夜「ありがとう」 茶々丸が点ててくれた茶を受け取り、茶を楽しむ。 ―――うん、美味い。 咲夜「結構なお手前で…」 茶の入った椀を隣に座るエヴァに渡し、俺は茶々丸に一礼する。 …うん、茶々丸は一家に一人は欲しいな。 エヴァ「やらんぞ」 咲夜「…そうか、それは残念だ」 茶々丸「申し訳ございません。私は一応、マスターの従者なので…」 咲夜「ああ、分かってる。…エヴァのところが嫌になったらいつでも家に来い」 エヴァ「おい、茶々丸。一応とは何だ!?」 そんな感じで世間話をしながらエヴァたちと親交を深め、俺たちは部室から帰路につく。 エヴァ「そういえば―――ネギ・スプリングフィールドに助言者がついたかも知れん」 咲夜「あぁ……あの淫獣か」 エヴァ「ああ。結界を抜けて入ってきたようだ。…茶々丸、しばらく私のそばを離れるなよ」 茶々丸「了解しました、マスター」 ―――――――――――――――
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