第12話 魔術師 VS 魔法使い

5/21
前へ
/250ページ
次へ
――――――――――――――― そう話していると、背後からタカミチが声をかけてくる。 タカミチ「おーい、エヴァ」 エヴァ「(うっ……タカミチ…)」 咲夜「ネギを脅かし過ぎたせいだな。…自業自得だ」ボソッ… エヴァ「うぅ…」 俺がそう呟くと、エヴァは少し反省したように唸り声を上げる。 咲夜「よう、タカミチ」 タカミチ「ああ、咲夜も一緒だったのか。どうだい?近い内にまた飲みにでも…」 咲夜「ああ、分かった。今度、都合のいい日に連絡しよう」 俺とタカミチがそう話していると、エヴァがタカミチに尋ねる。 エヴァ「……それでタカミチ、何か用か?仕事はしてるぞ」 タカミチ「学園長がお呼びだ。一人で来いだってさ」 エヴァはそれを聞き、一つため息を吐くと、呼び出しに応じる。 エヴァ「――わかった。すぐ行くと伝えろ。…咲夜、悪いが茶々丸を途中まで送って行ってくれないか?心配はないと思うが、例の助言者が気にかかる」 咲夜「ああ、わかった」 茶々丸「マスター、お気を付けて…」 エヴァとタカミチが俺と茶々丸を残して学園長のもとに行くと、俺は茶々丸と共に途中まで帰宅した。 ―――――――――――――――
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2533人が本棚に入れています
本棚に追加