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―――そして、茶々丸に魔法の射手【ｻｷﾞﾀ･ﾏｷﾞｶ】が直撃する瞬間、茶々丸と魔法の射手【ｻｷﾞﾀ･ﾏｷﾞｶ】との間の空間が裂け、咲夜が姿を現す。
咲夜「―――失せろ」
ｼｭﾝｯ！！！
咲夜は右腕を横に薙ぎ、迫る１１柱の魔法の射手をかき消す。
―――その力は、異能無効化能力と呼ばれるものであり、あらゆる異能力をも無に還す力であった。
茶々丸「……咲夜…さん……」
突然、咲夜が姿を現したことに安堵したのか、茶々丸はゆっくりと崩れ落ちる。
咲夜「…ゆっくり休め。茶々丸」
咲夜はそんな茶々丸を抱き止め、戦闘に巻き込まないように屋敷へと送る。
―――その力も、咲夜の異能の一つであり、空間操作能力と呼ばれるものであった。
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