第2話 始まりは突然に...

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――――――――――――――― いつの間にか自身の空間に仕舞ってあった学園入学の書類などをその場で取り出し、片手に持つ。 俺がネギま風で言う所謂、魔法生徒であることを学園側が知っているか、知らないかはわからないので、一応、用心しておく。 別にバレてもいいのだが、変に目をつけられるのは勘弁してほしいしな。 ……まぁ、俺が裏(魔法)の関係者だと知っているならば、某広域指導員・死の眼鏡【デスメガネ】と同じように広域指導員として働いて金を稼ぐのも悪くない。 コン、コン… そんな感じにある程度の警戒を払いながら学園長室のドアを二、三度ノックする。 すると、気の抜けたようなおちゃらけた様子の声で入室の許可が出る。 主人公「…失礼します」 一応、敬語を使って部屋へと入る。自身の馴れない敬語に多少、苦笑いを浮かべながら、部屋内の人間に視線を向ける。 ―――――――――――――――
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