2533人が本棚に入れています
本棚に追加
/250ページ
―――――――――――――――
ネギ「…はぁ、はぁ……アスナ…さんに、何をっ!?」
カモ「姐さんに何しやがった!?」
咲夜「……なに、少し眠ってもらっただけだ」
咲夜は立ち上がったネギとネギの肩上にいるカモの質問に答えると、自然な動きで拳を構える。
ネギ「……ラス・テル・マ・スキル・マギステル!風精召喚【エウオカーテイオ・ウアルキユリアールム】!!剣を執る戦友【コントウベルナーリア・グラデイアーリア】!!」
ネギの詠唱を途中で中断させることもできたが、咲夜は敢えてそれをせずにネギの召喚した精霊の攻撃を待つ。
ネギ「―――捕まえて【アゲ・カピアント】!!」
ヒュン!!ヒュッ!!ヒュン!!
ネギの詠唱が終わると同時に、8体の精霊が咲夜へと殺到する。
咲夜は迫り来る8体の精霊に怯むことなく、冷静に空間から魔導書を取り出し、魔力を練り上げる。
咲夜「(……精霊召喚か。消し去ることは簡単だが、ここは敢えて打ちのめしてやろう)」
―――――――――――――――
最初のコメントを投稿しよう!