第12話 魔術師 VS 魔法使い

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――――――――――――――― ネギ「…うッ……ぐっ…!?」 カモ「兄貴ぃ!?」 吹き飛ばされたネギは、咲夜の容赦ない蹴りの威力に意識を失いかけるが、なんとか意識を保つ。 だが、ネギの体力は既に限界に近かった。 咲夜の蹴りで吹き飛ばされ、なんとか立ち上がるも、満足に動くことができない。 咲夜「……もう終わりか」 そんなネギにもう勝ち目はないと判断したカモは、なんとかネギが逃げるだけの時間を稼ぐことはできないか、と思考する。 はっきり言って、カモは戦闘などできない。 カモができることと言えば、魔法に関する情報面でのサポート、仮契約の魔法陣展開、子供騙しの目眩ましぐらいだ。 今までは、自身の知恵で大体のことはやり過ごすことができた。 しかし、目の前の人物に自身の知恵が通じるとは、カモは到底、思えなかった。 ―――――――――――――――
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