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ネギ「…うッ……ぐっ…!?」
カモ「兄貴ぃ!?」
吹き飛ばされたネギは、咲夜の容赦ない蹴りの威力に意識を失いかけるが、なんとか意識を保つ。
だが、ネギの体力は既に限界に近かった。
咲夜の蹴りで吹き飛ばされ、なんとか立ち上がるも、満足に動くことができない。
咲夜「……もう終わりか」
そんなネギにもう勝ち目はないと判断したカモは、なんとかネギが逃げるだけの時間を稼ぐことはできないか、と思考する。
はっきり言って、カモは戦闘などできない。
カモができることと言えば、魔法に関する情報面でのサポート、仮契約の魔法陣展開、子供騙しの目眩ましぐらいだ。
今までは、自身の知恵で大体のことはやり過ごすことができた。
しかし、目の前の人物に自身の知恵が通じるとは、カモは到底、思えなかった。
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