2533人が本棚に入れています
本棚に追加
/250ページ
―――――――――――――――
なにやら深く思考しているカモを無視し、咲夜はネギに話しかける。
咲夜「……数えで10歳。まだまだ未熟なのは仕方ないが、これから先のことを乗り越えるには、もっと強くならなければならんぞ」
ネギ「…え?」
咲夜はうろ覚えながらもこれから先に起きる出来事を思い浮かべ、ネギにそう告げる。
修学旅行でこのかを狙って事件が起こるということ。
麻帆良学園祭で何かが起こるということ。
それから―――……
咲夜「―――ダメか」
ネギ「…あ、あの……?」
おっと、思わず呟いてしまった。
……とりあえず、このことは頭の片隅に置いておくとして、ネギの調きょ―――教育も終わったことだし、俺は帰るとするか。
咲夜「……帰るか」
ネギ・カモ「「えっ!?」」
咲夜「ん…?」
俺がそう呟き、今まで周りに振り撒いていた殺気と威圧感を消して自宅へと帰宅しようとすると、ネギとカモが揃って驚きの声を上げる。
……どうしたんだ?
―――――――――――――――
最初のコメントを投稿しよう!