第13話 悪の魔法使いの過去

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――――――――――――――― 【咲夜side】 ―――あれから数日。 ネギたちとはあの後、和解し、咲夜は今まで通りの日常を過ごしていた。 エヴァに未だに狙われていることや茶々丸の一件もあり、ネギは翌日、かなり落ち込んでいた。 だが、ネギはその翌日にはすっかりと元気を取り戻していた。 なんでも、山で修業をしていた楓のもとにネギが偶然、やって来て、楓がネギを色々と気遣ってくれたらしい。 ……まあ、そんな感じで数日が過ぎた今日この頃。 いつもより早く起きた(いつも早いが、今日はさらに早かった)俺は、日課のジョギング(いつもより早かったため、アスナには会っていない)を終えた後、学園へと訪れていた。 咲夜「ふぅ―――たまには早く来るのも良いものだな」 まだあまり生徒がいない中等部の校舎に入りながら、俺はそう呟く。 ―――――――――――――――
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