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【咲夜side】
―――あれから数日。
ネギたちとはあの後、和解し、咲夜は今まで通りの日常を過ごしていた。
エヴァに未だに狙われていることや茶々丸の一件もあり、ネギは翌日、かなり落ち込んでいた。
だが、ネギはその翌日にはすっかりと元気を取り戻していた。
なんでも、山で修業をしていた楓のもとにネギが偶然、やって来て、楓がネギを色々と気遣ってくれたらしい。
……まあ、そんな感じで数日が過ぎた今日この頃。
いつもより早く起きた(いつも早いが、今日はさらに早かった)俺は、日課のジョギング(いつもより早かったため、アスナには会っていない)を終えた後、学園へと訪れていた。
咲夜「ふぅ―――たまには早く来るのも良いものだな」
まだあまり生徒がいない中等部の校舎に入りながら、俺はそう呟く。
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