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エヴァ「ひっ……卑怯者―――!!…うぶっ……き、貴様は『千の呪文の男』だろ!魔法使いなら魔法で勝負しろ―――っ!!」
サウザンドマスター「――やなこった。俺は本当は5、6個しか魔法知らねーんだよ。勉強苦手でな」
サウザンドマスターはそう言いながらかぶっていたフードを取り去り、口元をニヤリと歪める。
―――そして、サウザンドマスターはその口元の笑みを消し去ると、エヴァを見下しながら悪魔のような形相で口を開く。
サウザンドマスター「
――それに、魔法学校も中退だ。恐れ入ったか、コラっ!!?
」
エヴァ「なっ…!?」
ネギ「(えっ!?…ちょっ……)」
咲夜「(………これが、かの名高き『英雄』か……。まぁ…それはさておき、いつまでも少女の夢を覗き見る訳にもいかないし、ネギを連れて戻るとしよう)」
俺はそう呟くと、未だに少女の夢物語をじーっと覗き見しているネギの背後に近付き、声をかける。
咲夜「(……ネギ)」
ネギ「(うえっ!?…さ、咲夜さんっ!?何故、ここに……?)」
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