第14話 来るべき日前の平穏

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――――――――――――――― 咲夜「えーっと……夜桜、それなりに丈夫な刀数本、脇差し数本、投げナイフ数本、魔導書、術式を施した拳銃二つ、ネギから没収したホレ薬……これはいらないな」 俺はとりあえず、そんな感じで空間内にものを仕舞っていき、空間内に収納する。 ………軽く遠足前日の小学二年生(←何故か中途半端に具体的)みたいな気分になっているが、そこはあまり気にしないでもらいたい。 ……とりあえず、前にネギから没収してそのまま寝室に放置されていたホレ薬も空間内に一応、仕舞っておく。 このホレ薬は使う機会もないし、謹慎が解けたら売る予定だ。 咲夜「……よし、こんなもんか」 戦闘用の道具を纏め終えた俺は、そのまま漆黒のコート(フード付き)を羽織り、家を後にする。 現在の時刻は朝8時。 既に生徒たちは学校に行っていて、エヴァもそれは同じだろう。 俺はその間、図書館島で時間を潰すことにする。 ―――――――――――――――
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