第14話 来るべき日前の平穏

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――――――――――――――― ―――そこに居たのは、俺が以前、居た男子高等部1ーAの教師、櫻井瑞希【サクライ ミズキ】だった。 瑞希「……久し振りね八神くん」 咲夜「ああ。…まさかあんたも裏の関係者だったとはな」 ……あの時は名前も出なかったから、てっきり一度しか登場しないモブキャラだと思っていたが、どうやらちゃんと出番がある立派なオリキャラだったようだ。 ………メタ発言、失礼。 瑞希「フフッ……まあ、世間話はこれくらいにしておきましょう。…それより、八神咲夜殿。貴方は自宅謹慎処分を受けた筈、何故、このような場所にいる?」 咲夜「何故って……図書館島に来るなら、目的は本を借りる以外にないだろう?」 瑞希「ハァ…そういう問題ではありません。…大人しく自宅へお帰り願いたい」 ……ふぅ、仕方ないか。 監視役の姿も確認できたわけだし、本を何冊か借りてここは大人しく家に帰るとしよう。 咲夜「…はぁ、わかった。じゃあ、本を借りて帰るとしよう」 瑞希「……そう願います」 その後、俺は大人しく自宅に帰宅し、中等部の授業が終わる時間まで借りてきた本を読み漁るのだった。 ―――――――――――――――
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