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茶々丸「どうぞ」
咲夜「ああ、ありがとう」
茶々丸が入れてくれたお茶を飲み、ゆっくりと寛いでいると、二階からエヴァが降りてくる。
エヴァ「…ん、咲夜?…何故、お前がこんなところにいる?」
咲夜「おぉ、エヴァ。ハハッ…ちょっと学園長から謹慎を命じられてな。しばらく別荘を借りるぞ」
エヴァ「何?…あぁ、私の呪いを解いたからか。わかった。元々契約に別荘を自由に使わせるという条件もあったからな。好きにしろ」
咲夜「ああ、そうさせてもらう。茶々丸、お茶ありがとう。美味かった」
茶々丸「いえ、私のお茶で良ければいつでも言ってください」
そんな感じでエヴァからの許可を得た俺は、茶々丸に案内されてログハウスの地下にある一室へと辿り着く。
そこには、塔のような建物のミニチュアが入ったボトルの置物―――ダイオラマ魔法球があった。
茶々丸「此方です」
咲夜「ほぅ…これがあのダイオラマ魔法球か。…あぁ、茶々丸、態々案内ありがとう。俺は‘此方’の時間で一週間は中に居るから、何かあったら呼んでくれ」
茶々丸「はい。それでは…」
案内してくれた茶々丸に礼を言い、俺は早速、別荘(ダイオラマ魔法球)へと転移する。
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