第14話 来るべき日前の平穏

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――――――――――――――― そして、俺が縮地(正確には縮地法。瞬動の上位版みたいなもの)で1体のゴーレムに肉薄すると、他のゴーレムたちも少し遅れて動き出し、早速、戦闘が始まった。 因みに瞬動(正確には瞬動術)とは、足に気、又は魔力を集中して地を蹴ることで爆発的に加速し、直線的に移動するという移動法だ。 その瞬動のさらに上の技能、縮地法を用いた咲夜の瞬速の動きは、ゴーレムたちには捉えきれず、為す術もなく蹂躙されていく。 ……そんな感じで俺がゴーレムたちと戦闘を繰り広げていると、いつの間にか現れたエヴァ(+茶々丸&チャチャゼロ)から声をかけられる。 エヴァ「ほう……別荘を貸してくれというから何をやっているのかと思ったら、まさかこんなものを隠し持っていたとは……」 茶々丸「…自律型人形が10体、さらに全個体に魔法抵抗能力を付加した大盾を装備……さすが咲夜さんです」 チャチャゼロ「ケケ…壊シ甲斐ノアリソウナ奴ラダナ。オレニモ殺ラセロ」 ……そんなことを言ってくる3人?を尻目に俺は一旦、戦闘を止め、ゴーレムたちを元に還す(消す)。 ―――――――――――――――
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