第14話 来るべき日前の平穏

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――――――――――――――― チャチャゼロ「…ォ、オ?イイモン持ッテンジャネェカ!…イイゼ、オレモトッテオキノ酒ガアルンダ。一緒ニ飲モウゼ」 チャチャゼロはそう言うとトテトテと歩き出し、別荘の蔵から一本の酒を持ってくる。 チャチャゼロ「ケケ…持ッテキタゼ。サァ、早速、飲モウ」 咲夜「おぉ…30年もののヴィンテージか。いい酒持ってるな!」 エヴァ「って、おい!?それは私が楽しみに取って置いた秘蔵の酒じゃないかっ!?…こ、こらっ、勝手に開けるんじゃないっ!?」 ……そんな感じで、俺たちは別荘の仮初めの月を肴に、一晩中飲み明かすのだった。 因みに後日、酔っ払った俺たちは茶々丸に介抱されるのだが、それはまた別の話。 ―――一時の平穏は、そうして過ぎていった。 ―――――――――――――――
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