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そして、学園長室の前まで行ってドアをノックし、俺は学園長室に入る。
学園長「おお、咲夜くん。よく来てくれた。…一週間の謹慎(休日)はどうじゃったかな?」
咲夜「ああ。おかげで随分と有意義な謹慎(休日)だった」
学園長「ふぉふぉふぉ…それはなによりじゃわい」
そんな感じで軽く世間話を済ませた俺たちは、早速、本題へと入る。
学園長「…ところで、今日の学園都市計画停電のことじゃが、ちと嫌な情報を耳にしてのぅ」
咲夜「嫌な情報…?」
学園長「うむ。…今日の学園都市計画停電時、どうやら西の魔法使いの他に悪魔たちが出張ってくるらしい」
咲夜「…何?」
悪魔は西の魔法使いとは別の勢力だが、西の魔法使いと同じくこの地(麻帆良)を狙っている勢力の一つだ。
西の魔法使いほど襲撃頻度は少ないが、時々大規模な襲撃をかけてくるらしい。
……つまり、その大規模な襲撃が、今日であるということだ。
咲夜「…厄介だな」
学園長「うむ、全くもってその通りじゃ。…西の魔法使いだけならともかく、悪魔までも時期を重ねてやって来るとは……」
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