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そんなことを考えながらランニングを続けていると、前方から中学生ぐらいの女の子がこちらに走ってきた。
こんな朝早くに、俺と同じように外を走っている女の子がいたか……って、あの中学生、どこかで見たことがあるぞ。
女子「おはよーございまーす!」
咲夜「…ん?……おはよう…」
なんか、いきなり挨拶された。
その女子中学生の姿をよく見ると、新聞配達の格好をしていた。
……どうやら、新聞配達のバイトをしているらしい。
その女の子はそのまま俺の横を通り過ぎ、それぞれの家庭に新聞を届けていく。
……朝から元気な娘だな。
咲夜「それにしても……今の娘、やっぱりどこかで見たような…」
そんなことを呟きながら、俺はランニングを続けるのだった。
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