第3話 原作前の日常

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――――――――――――――― 今回、決められた当番は、明日から実施していくらしい。 平日の時間帯は大体、放課後から夕方5時頃までの二時間。 休日の時間帯は、12時から2時までの二時間と決まった。 因みに、俺は広域指導員などの仕事があるため、たまに顔を出すくらいで、他はやらなくてもいいと言われた。 …まぁ、管理人も仕事だし、行ける時はできるだけ行くとしよう。 咲夜「…さて、広域指導員の見回りでも行くか……」 俺はそう呟きながら図書館島を出て、商店街へと買い物に行くついでに広域指導員としての見回りに向かうのだった。 咲夜「…ん?」 すると、商店街の人気の少ない場所で何やら揉めている集団を発見する。 目を凝らして見てみると、如何にもチャラそうな不良五人と、その不良たちに囲まれている女子中学生四人組だった。 その女子中学生たちは抵抗するが、不良たちが無理矢理、路地裏に連れていこうとしている。 ―――――――――――――――
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